しまなみ海道サイクリング完全ガイド:尾道から今治へ、海と島を渡る70km​

概要

しまなみ海道は本州の尾道と四国の今治を六つの島と橋で結ぶ約70kmのサイクリングルートで、徒歩・自転車で海を越えられる日本有数の道として知られています。
青いラインの路面標示と距離ペイントが整備され、橋の取り付きは約3%勾配に設計されているため初心者にも走りやすいのが特徴です。
ベストシーズンは春と秋で、日帰り6〜8時間または1泊2日で余裕を持って楽しむプランが定番です。

ルート概略

尾道から向島→因島→生口島→大三島→伯方島→大島を経て今治に至る基本ルートは案内が分かりやすく初訪でも安心です。
尾道中心部からは短いフェリーで向島へ渡って走行を開始すると市街地走行を減らせ、時間と体力を節約できます。
路面の「尾道◯km/今治◯km」表記とブルーラインで方向確認が容易で、ナビに頼らずとも迷いにくい動線です。

所要時間とモデルプラン

体力に自信がある場合は日帰りで約6〜8時間、写真やカフェを楽しむなら1泊2日が快適です。
日帰り例:尾道出発でメインルート完走後、今治駅から輪行または宿泊で調整する構成が扱いやすいです。
1泊2日例:生口島や大三島で宿泊し、2日目に伯方島の塩グルメと来島海峡大橋の展望を経て今治にゴールします。

レンタル&拠点

JR今治駅直結のGiant Store Imabariは多様な車種のレンタルに加え、シャワーとロッカーを備えたサイクリスト向け設備が充実しています。
片道返却(指定車種・要予約)や英語予約に対応し、複数日レンタルも可能で旅程の自由度が高まります。
尾道のONOMICHI U2はホテル・飲食・ベーカリー・サイクルショップを内包する拠点で、自転車持ち込みに配慮した導線が魅力です。
併設のHotel Cycleは客室にバイクラックを備え、チェックインから出走までシームレスに準備できます。

走行のコツ

橋のアプローチは緩やかな長いスロープなので、軽いギアでケイデンスを保つと脚の負担を抑えられます。
ブルーラインに加えて公式マップやオフライン地図を携行すると島内の寄り道ルート選択がしやすくなります。
風向と天気で難易度が変わるため、出発方向や時間帯を当日の予報に合わせて調整するのがおすすめです。

立ち寄りアイデア

因島では柑橘スイーツ、生口島では耕三寺やジェラート、大三島では大山祇神社とサイクリスト聖地碑が人気です。
伯方島の塩ソフトや工場直売、ラストの来島海峡大橋は景観と達成感の両方を味わえるご褒美ポイントです。
海沿いの「アイランドエクスプローラー」ルートは景色重視派に好評で、時間に余裕がある日に組み込みたい選択肢です。

装備チェックリスト

ヘルメット、前後ライト、予備チューブ、携帯ポンプ、簡易工具、レインウエア、補給食と電解質ドリンクを基本装備にしましょう。
夏は暑熱対策、冬は防風インナーとグローブが必須で、橋上の強風により体感温度が下がる点に注意が必要です。
レンタル利用は身分証と予約確認を忘れず、輪行派は輪行袋と固定ベルトで復路の移動をスムーズに整えましょう。

Q&A

日帰りと1泊2日どちらが良いですか:観光や撮影を楽しむなら1泊2日、走力に自信があれば日帰り完走も十分可能です。
初心者でも走れますか:標識と勾配設計が行き届いており、基礎体力があれば安心して挑戦できます。
スタートは尾道と今治どちらが推奨ですか:宿や風向で選び、片道返却や輪行を組み合わせて無理のない行程にしましょう。

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